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​固定光学系+ステージ

ここでは、小型汎用レーザ加工システムの機能拡張オプションについて説明いたします

【固定光学系+ステージの特徴】

固定光学系は、レンズ構成がシンプルで、駆動部がないことから加工ターゲットポイント一点にレーザ光を集光させる点においては最も優れた光学系と言えます。加工位置精度はX-Yステージの分解能で決まり、精度の高い加工が要求される場合に適しています。ファイバーレーザのように加工点付近までファイバーでレーザ光を伝送することができる場合は加工ヘッド(固定光学系のユニット化)を用いることができるため、光学系の取り扱いが非常に容易になります。

ただし、X-Yステージの駆動部が重いため、ステージ移動の際に加減速領域が生じ、直線以外の形状加工においては高速での加工が困難となります。また、ワーク面積の4倍程度の接地面積が必要なため、加工システムが大型化しやすくなります。

図っd1.png
図1っd.png
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​加工ヘッド(ファイバーレーザ使用時)

​ミラー

レンズ

リニア-ガイド(LMガイド):

LMブロックとLMレールの組み合わせで構成。LMブロックの中には循環型の直道ボールベアリングが封入されている

ボールネジ:

正確なピッチでねじ切りをしたネジ2重ナットで与圧を強く与えて、バックラッシュを無くす。また可動部に循環型のボールベアリングを封入することで動きを軽くしている

図っs1.png

サーボモータ/エンコーダ:

実際のステージ位置をエンコーダで検出し、それが目標値と比較して”0”になるように常に駆動することで高精度な位置決めを行う。通常はモータの軸に取り付けられたロータリーエンコーダで実位置を検出するが、ボールネジの伸びが問題となる。

図っsz1.png

リニアエンコーダ:

高精度ステージは、ステージに貼り付けられたリニアエンコーダを用いて位置の検出を行う

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